突然だが、あなたはペットを飼っているだろうか?
そのペットはどんな動物だろうか?
猫だろうか?犬だろうか?
「ペットといえば犬」なイメージのイギリスで
行われた最新調査で
何と、驚愕の調査結果が上がったという。

ペットといえば犬でしょ!…あれ?
驚きの調査結果は
猫の人気がついに犬を上回り、
イギリスで猫が「国民的ペット」に!
なぜ今、イギリスで猫が人気なのか?
pawsが徹底的に調査します。
イギリス人は犬派という常識が、覆りつつあります。
イギリスには、イギリス原産の犬種が60種類以上いると
言われています。
コリー、テリア、ビーグル、ヨークシャーテリア、
ラブラドールレトリバー、シェットランドシープドッグ
コッカースパニエル、コーギー…
ちょっとあげただけでも既に8犬種!

イギリス紳士が悠然と、犬と散歩するイメージが浮かんでくるね。
しかし、最新の「犬と猫、どっちのペットと暮らしてる?」
というイギリス国内の調査結果は
イギリス紳士もびっくり!の、
まさかの「猫を飼っている」「猫と暮らしている」票が
「犬を飼っている」票を上回る結果でした!
特に「都市部の30代以下の年代」で
猫と暮らす人が高い数字を示しています。
Z世代のライフスタイルや生活構造の変化でしょうか?
世界は「キャットシフト」に向かっているのでしょうか?
その背景を見てみましょう!
なぜ猫?理由その1:Z世代のライフスタイル

なぜイギリスで、犬ではなく「猫派」が増えているのか??
この謎を解くカギは「Z世代」にありました。

Z世代って?

主に、1996〜2010年生まれの世代を指す言葉です。
デジタルネイティブ(SNSやインターネットが生活に不可欠な世代)。
Z世代は今の20〜30代が中心になります。
この世代は、日本でも「ゆとり世代」などと
言われますが、イギリスも同じで
労働環境や経済の変化がダイレクトに
ライフスタイルに響いているのが伺えます。
個人主義や、在宅勤務で家で過ごす時間が増えて、
「朝晩の散歩をしなくても良い」
「静かに過ごせる」「かわいい」という理由から
猫との暮らしを好む人が増加しています。
イギリスでも、オタク化が進んでいる様子が垣間見えますね。
なぜ猫?理由その2:「猫ミーム」などSNSの影響力
TikTok、InstagramなどのSNS
(Social Networking Service
ソーシャルネットワーキングサービス)では
猫の自由な行動や表情が「笑いや癒し」を与える
ミームとして大人気。
「#catsoftiktok」などのハッシュタグは常にバズり、
その影響がサブリミナル効果となって
猫を飼いたい気持ちを高まらせている模様です。
リッキー・ジャーヴェイスやテイラー・スウィフトなど
「猫好き」を公言するセレブが増えていることも
猫好きが増大している理由の一つになっています。
なぜ猫?理由その3:サステナペット

サステナペットってなに?

サステナペットとは、持続可能性(サステナビリティ)を重視した
ペット(動物)の略語です。環境に配慮したペット用品、動物保護活動への参加など持続可能な取り組み、製品をさします。
動物のいないペットショップなど
ペット産業全体の環境負荷の低減なども含まれます。

ペットボトルをリサイクルした素材で作られたペット用品、
オーガニック素材のペットフードなども「サステナペット」の一例です。
食事代、排せつ量など
犬と比べると、猫の方が全体に少なく、
環境負荷や懐(お財布)事情にも優しいところも
「エコ思考」を持つZ世代に
猫が人気の理由だそうです。
コミュニケーションの観点からも、
犬と違って、静かでマイペースな猫の性格が
好まれているようです。
イギリスと日本の猫事情
日本では「猫派」が多い印象があります。
そして、日本を起点とする「アニメ文化」「オタク文化」で
圧倒的に登場するペットが「猫」なのが
日本のアニメ文化を愛するイギリスのアニメファンたちを中心に
「猫派」を底上げした印象があります。
在宅勤務、休日に家で暮らす時間を好む
Z世代だけではなく、
高齢化社会で一人暮らしが増加していることも
「散歩に外へ出る手間がかからない」
「静かで飼いやすい」
といった理由から
猫は日本とイギリス両国でますます、
これからのペットライフの
新スタンダードになるかもしれません。
まとめ:猫人気は世界に向かう
イギリスで猫派が犬派を超えたという調査は
かつてのイギリスでは考えられなかった
衝撃の調査結果として、日本にも速報ニュースとして
飛び込んできました。
日本ではアニメの影響から、
猫と親和性の高い作品が多数あり、
TikTokやInstagramなどのSNSを
日常的に使用するZ世代やその周辺世代には
非常に親和性の高い動物(ペット)となっています。
世界中で、猫をペットに選ぶ世代が
多発しそうな予感がします。
「次のペットブームは猫?!」と言われていますが
単なるペットブームで終わるのではなく、
猫も、犬も、そのほかの動物も

一緒に暮らすペットとは、
最期まで仲良く楽しく暮らしてほしい!
これがpawsの願いです。
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